そしてその後も間久部の手下であるゴンゾウという、スキンヘッドの筋肉質な大男に黒男は身体が拷問される日々が続いた。二日めは器具による拷問も行われたりした…。 拷問部屋からは黒男の悲鳴が毎日毎日響く… しかし黒男の消えてしまった記憶(間久部に拉致されてから1ヶ月間行動を共にしていた記憶で、逆に黒男はこのとき本来の記憶を失っていた。この時は何故か間久部と両思いで、彼の思想にも協力的だったらしい。今は本来の記憶が蘇り、逆に1ヶ月の記憶は失ってしまった)は蘇る事はなく、ひたすら丸一日牢に閉じ込められ、記憶を蘇らせるため(ゴンゾウにとっては快感を得るための)の拷問が続いたりした…。 間久部が不在の時は、その目を盗んでゴンゾウ(実はゲイでもあった)によって犯される日々も続いた…。 そして四日目…まともな食事が与えられず、逃げ場のない黒男は徐々に弱り果てていく…。 ー あるアジトの廊下で歩いている二人 間久部「それよりゴンゾウ…黒男の状態はどうだい?記憶は甦ったかい?」 ゴンゾウ「それが、まだまだのようだ。数日前のことを思い出しもしねぇ…。もっと痛みつけないといけないかもしれん…死の淵まで追い込むように」 「そうか…。だけど殺すんじゃねえよ。」 「もうこれだけ自白しないんならいっそのこと、処分しちまったほうがいいですぜ。」 「おいお前、確かに黒男に拷問を頼んではいるが、殺すのは絶対ダメだ。俺の友人だからな。」 「へへへ…かと言ってこんな事俺にさせて友人もクソもないんじゃないかい?」 「確かに友を拷問をするなど普通では考えられん事だろうな…。だが黒男が記憶を思い出せば俺の思い通りの男になるんだ。そう確信してるんだ。」 「間久部さんがあの男に執着するなんて…あの男には俺たちの得になる、何か重要な鍵が握っているのですかい?」 「そのことはいい。とにかく俺にはあの男が必要なんだ。お前は俺に従ってればいいんだ…」 「いやぁ、なんでも俺は拷問係なんですぜ。少しぐらい教えたっていいじゃないですか?」 「お前には関係ない!友人同士の事、つまり俺個人の問題だ。そこには首突っ込むな。」 「えぇ……?!」 「いいかい、絶対に生かしておけ。記憶が蘇ったら直ぐに俺に報告しろ!殺したらお前でもタダじゃおかんからな。」 「し…しかし…」 「とにかく俺に指示通りにしろ!殺すな!分かったか!」 「へ…へい…わかりました…」 そして間久部はまた仕事で去っていったのだった。 そしてゴンゾウは機嫌を悪くしたのだった。間久部に話の内容を応えてもらえず否定されたからではない。間久部は黒男に対し秘密を持っている可能性を知ってしまったからだ。ゆえに間久部はホモだという噂も知っている。つまり間久部は黒男を愛しているのである。 ゴンゾウは数日前の黒男が記憶を失う前の行動について、間久部との関係にかすかに怪しさを感じていた。 それに気づいたゴンゾウは黒男に対し、嫉妬による怒りのボルテージが徐々に上がっていくのであった…。 そして牢獄に閉じ込められた黒男…なんとか医学的なマッサージ法で意識を保てていたが、連日で繰り返される拷問に体が耐えられなくなり始めていた…。ここには医療用具もなにもない。応急処置も何できず、体は徐々に弱り果てていく…。 黒男は死期の可能性を察して一人で呟き始めたのだった。 黒男「私に依頼していた患者には済まない…。私がこんなとこに連れ去られて…閉じ込められてしまって… その間に多くの命が失われてしまった…あの子供も…あの病気持ちの人も… 私は…これ以上、あの男に暴力を振るわれたら…命はない… 私はここで死ぬのか…。死ぬような思いは何度もあったが…、ここにずっと閉じ込められて…拷問の手当てさえされず、ただ痛みに耐えて…何もできなければ…俺は…もう……、意識が保てそうにない……」 そして本間先生を思い浮かべる。 「本間先生…俺を必死で救ってくれたのに…申し訳ない……せっかくここまで生きれたのに…俺は…かつての友人に騙されて…この有様だ… 本間先生の言う通り、私は…沢山の医療を通して…命について…考えさせられることも…あった……。結局人を救う医者とはなんなのか……せめて…もっと生きて…知っておきたかった気がする……。」 そして次は同居人であるピノコを思い浮かべる。 「そしてピノコ…。お前はきっと今頃、俺を必死で探しているだろうな…。けど…ここはフランスだ…。お前じゃ手の届かない場所だ…。 ピノコ…お前は私にとって…いつしか…なくてはならない存在に…なったな……そして助手としても…。 俺は…医者になっても自ら…孤独を選んだ……。けど…お前がいる事で…少し感じが変わってきた…気がする…… できればお前の望みを叶えて…八頭身にしてやりたかったな……。 私は嫌われ者だった…けどお前は…そんな私を…愛してくれた……。もしかしたら…私にとって…素晴らしい…妻だった…かもしれない……。 こんな悪に塗れた場所に…閉じ込められれば……俺はもう…助かりそうにない……。 結局世の道理に背いて生きていけば、俺はこんな最期を迎えてしまうのか…… 」 そして怒り狂った大男が、ドアを開け、黒男の目の前にやってきたのであった…。 我を忘れたかのように、顔の目元が真っ黒になるぐらいシワを寄せ、怒り狂っているスキンヘッドの大男が… ゴンゾウ「このやろう…貴様…間久部に好かれているらしいな… 俺の理想の間久部を貴様ぁ…😡💢」 手と指をポキポキさせるゴンゾウ…。 「かと言って…俺はそうじゃない…。ホモでもない…間久部が勝手に…」 「だめだ、許さん😡💢 こんな男を俺は殺すに殺せんのも… 更に許せん‼️✊」 「お前達はなんで勝手なんだ…」 「この俺の史上最強のパンチをくらえぇ‼️」 ボガァァァッ!👊‼️💥💨 我を失って怒り狂ったゴンゾウは某烈なパンチを黒男の胸郭に当てたのだった…! 「うあっ…あああああ…あ………😫!」 黒男は骨が折れるほど思いっきり殴られ、大きく身体が吹っ飛ばされ、壁にガシャン!と煙が立つように叩きつけられた…。そして血が流れた…。そして黒男は…意識も失ってしまったのだった…。 ゴンゾウ「おっと、怒り狂ってやりすぎちまったな…。くたばっちまったか…。ま、少しほっとけば目が覚めるだろう…。俺を怒らすのが悪いんだ。 さて、眠っちまったら意味がないな…他のやつをお仕置きしにいくとするか…」 気絶してしまった黒男…。口から血を吐血し、更に身体の下からも血が流れ出ている…。 黒男はどうなってしまったのだろうか…? ーーー その一方、間久部はある闇起業家の豪邸に訪れていたのだった。そこはとても大きくて豪華な屋敷である…。 間久部「いつも感謝してますよ。大桑さん。あなたのおかげがあって、俺たちはいつもいい仕事を楽しめてんですからねえ…。」 大桑「貴方たちの組織も素晴らしいものだ。あなた達の献上金のおかげでわしも地位が上がった上がった」 「カジノやヤクの売上もかなり好調です。シノギの景気は特にいい。今の息苦しい世を生きている人間にはとても需要がありますからね…。ほんとそんな先の怖さも知らん人達が大勢我々に手を出してしまうとは気の毒なものです…。」 「全くなもんです。我々にとっては嬉しいことだがな。」 「ふふふ…近年ではインターネットサーバーの運営にも参入しましたからね…。ネットはより多くの人が手を出しやすい… 通信販売も単なる詐欺師どもではやらない手口で稼ぎますよ。まずは顧客どもの個人情報を入手するところだ。それを手に入れればより強力な脅しになる。従わなければ遠方であろうが物理的に乗り込んでやるまでだ。」 「容赦しませんね…」 「当たり前さ。私の組織を単なるマフィアだと思ってほしくないんでな。どんな者だろうが従わないものは容赦しない!」 「そんな大胆なことをやり遂げるほど、どれもこれもいい才能を持った人たちで溢れとるな。。あなたたちの協力のおかげだ。」 「ククク…ほんと世の中の人間は馬鹿なものですよ。政界の奴らどもも。あなたのような危ない人が政府の高官になってしまうからねえ…」 「きらわれながらも堂々と突き進んで、脅迫して、脅して、そういう積極性の人が勝つんですよ。今の世は。 平和主義と現状維持のために、余分な法を作りまくって、息苦しいながらまじめに生きている今の人類は哀れなもの…ほんと惜しいものです。」 「その通りです。世のルールに背いてこそ人間は本質的な能力や価値を発揮する事ができる。私は学生の頃に闇のバイトをやって気付かされましたよ。学校教育で教えられた事なんて下らない大したもんじゃない、こんな多くのものに従う常識的な人間は馬鹿だと。」 「お前さんもつくづく危険な人間だな…。」 「あなただってそうでしょうに…。表面上では大富豪でアースクリーンシステム社社長、裏では人身売買及び、人体実験開発研究所の代表であり総帥なのですから。」 「地球を救うために本当の害となるものは人間です。人間を滅ぼす目的を持って活動しないと地球は救えなんですよ。自然を守るためにも。」 「だから世界に再び恐慌を起こそうあなたは考えている。くくく…面白い思想だ。」 「だから我々も、あなたの組織も、より恐れをなすほどの強力なものを手に入れる必要がある。」 「そうですね…。その強力なものを手に入れるにも膨大な金が必要だ。」 「だからまずこのお金で…」 闇企業の社長は現金バッグを出し、開くとそこには沢山の札束が入っていた。数億ぐらいはるだろうか…それを間久部に見せるのであった。 大桑「我が社の収益です。このお金で私の企業を批判するある国有企業の上役どもを暗殺してほしい…。そこにはその強大な兵器の製造方法を記した機密情報もある。その機密データも入手するのです。」 間久部「くくく…自然環境という善意のために働いている人の金を、俺たちがスパイや暗殺のために使われるなんて哀れですな…。」 「こんな腐りきった世の金なんて所詮そんなものですよ。騙して儲けた方が勝ちです。」 「フフフフ…とにかく見返りがないと事は進まないですからねえ…。」 「では、請け負ってくれますか?」 「勿論だ。以前話したようにあなたの裏組織が邪魔とする右派団体もダイナマイトで建物ごと始末しましたからね…。罪を着せた俺らにとって邪魔な反逆団体も、全員牢獄にぶちこまれましたし。ざまーみろってとこです。」 「さすがはあなたの組織は、揉み隠しのプロですね…」 間久部「警察もうまい具合に騙せてますよ。最近はアホな不祥事を起こす馬鹿な公務員も多い昨今ですからね…捜査も生ぬるい。いくらでもマインドコントロールで誤魔化せる。」 「警察にまで介入するとは大した度胸だ。とはいえ油断は禁物ですぞ。」 「そこもご安心ください。選りすぐりの人を仲間に引き込んでいますから。 我々の構成員以外に闇堕ちした政治家や高学歴の者、半グレ集団、生き方に物足りないような奴らをどんどんあれやこれやの手で仲間に引き入れてますよ。 他の誰よりも強硬な組織を目指すには知識がある者も必要です。 傘下の団体もざっと70以上はありますかね…。使い捨ての人材もいくらでもいる。」 「こりゃ頼もしい。」 「そして強大な兵器さえ手に入れれば…」 「その上、兵器自体もかなりの金になりますからな…。」 「金としても脅しとしても使えますよ…フフフフフ…」 「兵器は我が社も数割いただきますぜ。これで気に食わん会社はたちまち倒産に追い込んでやる!」 「こんな兵器がもし出来れば警察どもも恐ろしさに手が出せんでしょう。一丁脅しとして日本の警視庁にぶっ放すのもいい。」 「ははは…そんな大袈裟な。」 「世界を変えるにはこのぐらい大胆なことを考えないとダメです。」 「あなたは本当に危険な人ですなあ…」 「私からみればあなたもそうですよ。」 「とにかくお互い頑張りましょう。クククク…」 「フフフフフ…」 ニヤニヤとダークに嘲笑う二人。 大桑「じゃあ、この紙にサインをしていただければと。」 間久部は大桑が差し出した書類に契約成立のサインを書き込もうとした。 こんな契約が悪のマフィアによって成立してしまえば世界は地獄の第一歩を踏み出すことだろう。 だがその瞬間、間久部のスマホから電話がかかってきたのだった! 救急用コールが鳴っていたのだった。 間久部はスマホを取り出し電話をかける。 間久部「何だ急に。今対談中だぞ。」 部下『ああ…はい。実は親分の友人のことなんですが…』 間久部(黒男が…?緊急とは一体…) とふと思った間久部であった。 部下『実はゴンゾウ兄貴がやっちまったみたいで…』 「は!?」 微妙に嫌な予感を感じる… 『つまり…あの…あの黒男という奴はもう…』 「お…おい…お前…な…何言ってんだ? まさか…!」 『はい…どうやら”死んじまった”らしくて…』 それを聞いた間久部は一瞬、心臓がバクバクして身体中がビクビク震えだし、目を大きく広げ、周りが見えなくなった…。 そして力が抜け、スマホが落ちて、ガシャン!と粉砕したのだった…。 大桑「間久部さん?どうかしましたかい。」 事情も知らぬ大桑は早くビジネスの交渉を済ませたいために、サインをするよう頼んでくる。 「まあ、とにかく早くサインお願いしますよ。今この瞬間がチャンスですよ。この時のためにあなたを呼んだのですから。」 「あ、……あ……黒男、…あ…あ…く…黒男……」 「…まあ、とにかくサインだけ済ましてから」 「そ…そんなぁ…!! あっ… ああっ! 黒男ぉおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーー❗️❗️」 間久部はその場を忘れて大声で騒いでしまった! 「あ!間久部さんどうしたんですか!?あ!サインを!!うわっ!」 「黒男おおおおおおーーーーー‼️」 ヒューーーーン!🌪 そしてその場から突風が出るように飛び出してしまったのだった! 間久部の走り出した突風に激しく身体がグルグル身体が回転してしまった大桑… それによって目を回してしまう大桑であった🌀 その場にいた部下「ああ、大桑社長!大丈夫ですか!」 大桑「んむむむ…!🌀」 そしてすぐに目眩から立ち直る! 「ふんっ…! やろう!我々の契約サインを押さずに帰るとは何だっ❗️ 総帥のわしをこんな風に扱うとは何だっ❗️ こんな機密事項を話しておいて、私用なんぞでタダで帰らせるわけにはいかん! お前らっ!間久部を外に出すな‼️」 部下達「へい!」 間久部は暴走するようにビルから外に出ようとしたが、待ち伏せていた大桑達の部下によって出口を阻まれた… 間久部「おい、どけ!黒男がっ…!」 大桑の部下(スカンク草井)「へへへ…残念ながらそうには行きませんぜ。俺ら組織の契約サインをしていただけなければ交渉の事実は破綻に等しい。」 大桑の部下2(ハム・エッグ)「ウチらの秘密を知った奴はタダで逃すわけにはいかねえ。さあ。どうするんだ?ウチと協力するのか?しなければこの場でぶち……」 間久部「どけぇええええっええええーー!!!」 ドカドカドカドギューン!!🎇💥 草井「うわーー!!」 ハム・エッグ「ぎゃあーー!」😫 間久部は相手の言っていることなどお構いなく胸に隠していた銃を取り出して、部下の男達に瞬発で発砲したのだった!どれも見事に胸や頭などに命中していた。 間久部もマフィアである分、銃の腕はかなりのものである…。 そして間久部は急いで一緒にいた部下も乗せて車を出し、自分のアジトへ必死に戻ったのだった! 「間久部さん…なんてことを… こ…こんないい企業を敵に回しちまうなんて…!こんな事になったら今後の俺たちの組織は…」 「とにかく急げ!邸に戻るんだ!」 オオカミのように気が動転してしまった間久部…その後は部下の運転が気に入らず強引に車の運転を間久部に変えてしまったのだった。 「わあああ!間久部さん!いくら俺たちがマフィアだとはいえ信号無視は…!」 「うるさい!文句言うなら追い出すぞ!」 ものすごい形相で車を飛ばしまくる間久部…!色んな障害物に当たろうが、赤信号だろうが、道路でない道を走ろうがお構いなしに車を暴走させるのだった!所々にはヒョウタンツギが舞い散る…。時速100km以上は出しているのだろうか? もはや正常な状態ではない… 「ひいいいいぃ!やばいですよ!サツのサイレンが聞こえますよ!」 暴走した車の中でオドオド怯える間久部の部下!あまりの怯えに顔がヒョウタンツギと化していた…! そして間久部は車を急回転させたりして移動したりもし、狭い路地も強引に車を斜めにして壁に火花を散らして擦りながら走るなど、過激な運転をし、助手席にいる部下は頭をぶつけまくる始末であった…。 そして警察からなんとか身を隠してアジトにつくと、急ブレーキで車を停止し、急いでアジトに向かったのだった。車は見るからにもあっちこっち外側は破損し無残な姿であった…。部下は過激すぎる運転に目を回して🌀意識を失っていたのだった…。 間久部「黒男ー!!」 黒男は虫の息だった…全身をボコボコに殴られたゆえ、服も体も傷だらけの状態で倒れていたのであった。 そしてそこにはそれをやった張本人の男がいた。 ゴンゾウ「いやあ、すいやせん…間久部さん…。まさかこんな風になるとは…。」 「く…黒男…… あ…黒男……ああ……」 間久部は大汗を出し、唖然とした表情でボロボロになった黒を見つめていたのだった…。 自分が心から愛してた黒男が思わぬ結果となってしまったことに、その驚愕な事実に物凄く身震いしていたのだった…。確かに自分のことを否定された黒男は許せなかった…。だから仕付けるために拷問を指示した… だけど、何でもこんな事になってしまうなんて… ああ…だめだ…黒男が死ぬなんて信じたくない! 俺の人生はこれまで黒男のために支えられて生きてきたにすぎないのだ。共に分かち合った友として、そしてそれを超えた存在として、黒男が僕の全てだったのだ… ああ、ダメだ!黒男は死んでは行けない!認めたくない! 僕は黒男を愛してるんだ! ゴンゾウ「ま…まあ、仕方ありませんぜ。どんなにやっても全然思いださんからよ、元からこんなツギハギだらけの男だ…体がなかったことですぜ。はは…はははは…。」 汗を出しながら間久部に語るゴンゾウ…。 「く…黒男……、黒男は…大昔爆発事故に巻き込まれて体がボロボロなったんだ。」 「へへ…それは飛んだ災難な事ですな…よく今まで生きてたもんだ。」 「黒男はな…誰よりも人一倍にリハビリをして生き抜いた男なんだ…。必死にここまで生き抜いた素晴らしい男だ…俺のおかげがあって黒男は生きてこれたんだ…俺にとってはかけがえのない大事な友人だった…」 「そ…そりゃ悪いな…。でもこんな奴の今はなんの役に立つのですかい?我々に反発的だったこんな男など…」 「どう言おうが関係ない…! 黒男は俺にとって大事な存在だったんだ!」 「それほどに…で…でも間久部さんの事この男は…」 冷や汗を出し始めるゴンゾウ… 「だからなんだというんだ?おい?! こんなことして俺が許されると思うのか?」 「だ…だって拷問は間久部さんのめいですぜ💦」 「殺すなと言っただろ!」 「体が弱っちい男だったんだ…俺も予想外で…💦」 「予想外じゃねーよ!!!! ふざけんなぁ‼️😡」 「いっ…!?」 「……こ…このやろう…僕の友達を…僕の大事な友人をよくも!」 「間…間久部さん…!何を…?」 ものすごい怒りと形相でゴンゾウに近づく間久部…! そして… ボグァアッ!!💥 間久部はゴンゾウの顔を思いっきりぶん殴る! ドガァーーン!!💥💨 ゴンゾウ「うぐぁあ!!😫」 身体が吹き飛んで、大きな音を立てて壁にぶちあたったのだった! その勢いで壁の周りが揺れ動き、壁にヒビが若干入ったのだった! 間久部の本来の力ではないような勢いだ! 「間久部…貴様…何しやがんだ…こ、この俺を…!」 (な、何なんだ…?なぜ俺が吹き飛ぶんだ?間久部はこんなに強かったのか?) 間久部の信じられぬ勢いパンチに動揺するゴンゾウ…。 「よくも…よくも…黒男を…!😡」 間久部は物凄く怒り、目が発狂していて容赦なくゴンゾウに近づく。 「ひぃ…!」 いつもの間久部と違う、一風変わりすぎた間久部に恐れを成すゴンゾウであった。特に気にしたのは自分を吹き飛ばすほどの勢いあるパンチだった。自分の好きな人を怒らせてしまった故に恐怖は重なった… 「間久部…そうか…そ…そんなにあの男が大事だったのか…悪かった! 俺が責任とって代わりに全財産をお前にやろ…」 「ふざけんなぁああーーーーーー‼️😡👹💢」 ボゴァアアーーッ!💥👊 「うわあああああああーーーーーーーーーーー!!」 ドガァァァァーーーーン!!=☄️💥💨💨 またもやゴンゾウは間久部にぶっ飛ばされ、別の壁に激しくぶち当たって、今度は何と!壁を壊して突き抜けて吹き飛ばされたのだった! 部下は信じられぬ間久部の力に唖然としていたのだった…。 そして間久部はゴンゾウが吹き飛ばされた方へ何なく歩き、そしてゴンゾウの太い片足を両腕で掴んだのだった! ガツッ! 「いっ!?な…なにを!?」 そして信じられない事に間久部はその片足を持ち上げてしまい…… 「なッ…!そ…そんな…!まさか…😨こ…この俺を持ち上げるなど…!😨」 間久部「うぉおおああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️‼️‼️!!!!!!!!👹👹🤬🤬🤬」 ゴンゾウ「え!?😰 うわぁああああああああああああああああああああああああーーーーー!😫😵」 ブンブンブンブンブンブン!! フュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンフュンヒュンフュンヒュンフュン!!!🌪 間久部はゴンゾウの片足を掴んで巨体な身体を持ち上げ、自分の体を大きく振り回すように回転させ、ゴンゾウの大柄な体をブンブン振り回したのだった! 黒男の悲しみのあまり、憎悪で間久部にとんでもない馬鹿力が発動してしまったのである❗️ ゴンゾウ「ひぎゃああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーああーーーーーーーーーーーーー!!😵🌀🌀」 そして持ち上げたゴンゾウの身体を振り回し、部屋中の障害物がぶつかりまくる!! ガチャガチャガチャガチャーーーーッ!!💥💥 ガツガツガツーーーーン!!ガタガタガタガタガタガタ!!💥💥💫 ガタガタガタガタガタガタ!💥 ガタガタガタガタガタガタ💥 ガタガタガタガタガタガタ!!💥 ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコッ💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💨☄️☄️ ドドドドドドドド!!!! ズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガズガ!!!💥💥💥💥💥💥☄️☄️ ゴンゾウ「ひぎゃああああああああ!!! やめろぉおーーーーー!まくべぇえええーーーーーーーー!!!😵😵😫🌀」 間久部の暴走は休まることなく、あの大きな男の巨体を振り回すのだった!自分が心の底から愛した人が奪われた悲しみと憎しみがどっと表に放出しまくったのだった! なんでこうなってしまったんだ!どうしてこうなるんだ! どうしてこんな結果になるんだ…! 受け入れられないこの現実に、間久部はひたすら大きな怒りの力で暴れに暴れまくったのだった! 間久部「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーー! うわああああああああああああーーーーーーーーーーっ!!💦😫😫」 ブンブンブンブン!! フュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!🌪 ゴンゾウ「ひぎゃああああああああーーーーーーーーーーー!!!!!うぐぁああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーッ!!🌀😫」 ガシャガシャガシャ!💥💥💥 ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!💥💥💥💥💥💥💥💥💥☄️☄️ボコボコボコボコボコボコッ!💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💨☄️☄️☄️ボカボカッ💥💨ドコドコドコドコッ!💥💨カーンキーン💫⭐️ カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!💨 カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!! ゴンゾウ「いやあああああああああーーー!!やめてぇえええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!😫🌀まくべぇーーーーーーーーーーーーー!うわあああああああああああああああああああああああ!うわああああああああああああーーーーーー!!😵💫」 間久部に振り回されて至る所に体をぶち当てられまくるゴンゾウの体!まるで巨大な物体が暴れまくっている光景である…!その巨体から室内が滅茶苦茶に荒らされているのである! とにかく間久部の暴走は止まらない‼︎ 間久部「うわぉおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーっ!!!!😭 ️黒男ぉおおおーーーー!!黒男ぉおおおおオオオオオおおおおおおおおーーーーーーーーーーー!!💦 このやろうおおおおおお!!このやろうおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーっ‼️‼️‼️😭🤬」 フュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!🌪 体を猛回転しまくる間久部!!ゴンゾウの強靭な身体はさらにめちゃくちゃになっていく!! ガツガツガツーーーーン!!ガタガタガタガタガタガタ!!💥!!ガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!!!💥💥😵💫 ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコッ💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💥💨 カーンキーン💫⭐️ 😵💫ポーンキーン💫⭐️ ☄️ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!💥☄️ボコボコボコボコッ!💥💥💥💥💨☄️☄️☄️ カーンキーン💫ポーンキーン⭐️ カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!カーンキーン😵💫💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!バリ!ガチャーン!!💥ボガ!!カーンキーン💫⭐️⚡️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!💨 カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️😵💫ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!! ゴンゾウ「うわぁあああああああああああああああああああああああああ!!やめろおおおおおおーーーー!!! ぐあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ🌀🌀😵💫‼️」 部屋は一時、間久部の信じられぬ憎悪と怒りによる馬鹿力の発動で暴走状態になり、部屋のガラスが割れまくり、ビンが倒れ、壁がぶっ壊れ、回転の風で物が飛び回るなど、めちゃくちゃになったのだった!まさに邸の中で嵐と台風が吹き荒れるように部屋は物凄い惨事と化した…! 部下達も間久部の新たな一面に恐れを成してしまい、止めようにも間久部の恐ろしい暴れ方に誰もが手を出せないのだった…。 間久部「あああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」 ブンブンブンブン! ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!🌪🌪➰➰ ゴンゾウ「いぎゃああああああああああああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ!! ボコボコボコボコッ!💥💥💥💥💨☄️☄️☄️ カーンキーン💫ポーンキーン⭐️ カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️ボガボガボガ!!ボガッ!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥⚡️ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!ガチャーン!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥⚡️ドスッ!ボコボコ!!ガチャガチャ!💥ボガ!!💨 カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️😵💫ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!ボガ!!カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ボガッ!💥ドスッ!‼️ボコボコ!!💥ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!💨 ガチャーン!カーンキーン💫⭐️ズタッドスッ!ボコボコ!!💥ポーンカーン💫⭐️😵💫ボガボガボガ!!ボガッ!💥ドスッ!ボコボコ!!💥ボガ!!‼️!!!! そして間久部はゴンゾウを散々振り回した後、手を離し……!! ===ドガ💨ドガ💨 ドガ=💨ドガンッ!ドダァァーーーーーーーーン💨‼️ 部屋のドアに投げ飛ばしたのだった!! そしてその衝撃でドアが破壊され、さらにその先の部屋の奥の壁をもぶち抜けて、複数の部屋を貫通して四重をも壁をぶち抜けて、最終的には倉庫の壁にぶつかって落ちたのだった! 倉庫はゴンゾウの身体が投げ込まれた振動で、荷物の段ボールなどがたくさん崩れ落ちてしまい、埃がたくさん舞い散る…! 間久部「はぁ…はぁ… くろお……、 よくも俺の黒男を…!😠」 そして投げ込まれた倉庫の中の埃から大男の影が上がってくる…。 何重ものぶち抜けた壁の奥から見える、倉庫を眺める部下たち。 部下達「や…やばい…やばいやばいやばい……あのゴンゾウを…😨 いや、それよりも親分の力もやべぇ…😰 まさかあの友人の事でこんなにおかしくなるとは… 一体この状況どうなるんだ?」 あまりの信じられぬこの状況にマフィアの部下達さえも驚いてる状態だった…。 そして埃の中から姿を露わにし、こちらに近づいてくるゴンゾウ……。全身に色んな異物が体中に食い込んで血みどろになっており、見るに耐えないほどの物凄い体と化していた…。 それでも生きているゴンゾウは凄いものであるが、顔は血だらけの上にシワを黒くするほどの恐ろしい面相と化していた…。 その恐ろしい顔で間久部を獲物を狙う狼のように見つめている…! 今までにないほどの恐ろしい形相だ…。 部下たち「ひぃい…💦!」 ゴンゾウ「このやろう…間久部ぇーーーーー❗️💢 あのツギハギやろうの…どこがいいだってんだぁっーーー‼️😡 俺をこんな目にしやがって! 俺はお前のことが、 凄く”好き”だったのによぉーーーーー!😡」 部下たち「なっ!?」「まさかゴンゾウが親分に…!?」 ゴンゾウの意外な発言にさらに驚きを隠せない部下たち。 部下たちの心の声(親分はあの男の事で異常に暴れ回るし、ゴンゾウ兄貴は間久部が好きだったとかいいやがるし、一体うちらの組織はどうなってるんだ?) 何もかも滅茶苦茶な状況に部下たちは汗まみれであった…。異常な心の状況に陥ったボスの間久部緑郎、組織最強の恐ろしさの顔を持つ元プロレスラーのゴンゾウ…その二人がホモだったという思わぬ真実、 部下たちの頭はついていけず、どうすればいいかわからない状況であった…。 ゴンゾウ「間久部!許さん‼️‼️💢 もうお前との盃は返す❗️ お前をボキボキにぶっ殺して 引きちぎって、 肉にして、 食ってやる‼️ 俺にとってはもう、お前をぐちゃぐちゃにした方が快感だぁーーー❗️🤬 」 ブチギレて恐ろしい言動を放つゴンゾウ… 間久部「う…黒男…俺の大事な黒男に手を出しやがって…」 「あぁ出してやったさ!滅茶苦茶に犯してやった。 お前がその男を好きなど許せん!」 「こ…このやろう……」 その時、間久部は服からゆっくりと銃を取り出したのだった。 ゴンゾウ「だがそんな事はもうどうでもいい…❗️😡 今度はお前を滅茶苦茶に犯してぶっ殺してやる! こんなツギハギ男の次は お前の番だぁああーーーーーーー‼️🤬」 そしてゴンゾウは間久部にもう突進していくのだった!無数のシワで眉間を真っ黒にした、恐ろしい血だらけのマッチョな大男が、間久部に襲ってくる! ゴンゾウ「うおぁああああああああああああああーー‼️まくべぇーーーーーーーー‼️💢👹☠️」 間久部「ふん……」 パンッ!パン!💥💥 ゴンゾウ「うっ…!?うぐゥ!」 間久部はゴンゾウの足と腹の脇に銃を二発発砲したのだった! 「うわああああああ!!😫」 ゴンゾウの体は横に倒れたのだった…。 間久部はゴンゾウに銃を向けて歩いてゴンゾウの体に近づく…。 「うぉおおおお!!いでぇええええええええ!!や、やめろお!💦間久部!」 「よくも黒男をやりやがって…!😠」 間久部はゴンゾウのスキンヘッドに銃を当てたのだった。 「よくも…よくも…! よくも‼️ よくもぉおーーーーー‼️💢😡👹」 「うわあああああああ!!や、やめろぉおおおお!!💦💦」 「死ねぇえええええええええっーーーーーー‼️」 「うわああああああああああ!」 バキューーーーーーーーーーーン!!💥💥💥💨🤯 「うぁあっ……!あ……あ… ………あっ…………俺は… (お前…の…ために尽くし…た…のに…………………)」 バタンッ❗️💨 ゴンゾウは頭から血しぶきをあげてそのまま絶命したのだった…。白目を剥き出しにして床にガタン!と倒れた…。 部下「ああ……あの、ゴンゾウをやっちまった…😨…ボ…ボス………」 全身が未だブルブル怯える部下たち… そして間久部は部屋で散らかる物を避けながら、ボコボコにされた黒男の身体の方に向かって歩いていき、無残な状態になった黒男に付いて触り、涙を流していたのだった…。 間久部「う…黒男…なんて事なんだ…俺は…別に君を殺したくまではなかったんだ… だって…どうしても俺のことが嫌いだなんて…認めたくなかったんだ… なのにお前は俺のことを拒否するから…どうしても許せなくて… それが憎くてお前をこうしてしまったんだ……😣 でも本当は…そんな事してでもお前の事が好きなんだ…愛してるんだ… 黒男…頼む…死なないでくれ…お願いだ…お願いだ… 黒男生き返ってくれ……う…う…😢 」 そして間久部は悲しみを感じて涙を流しながら黒男の口にキスをするのだった。目の前に部下たちがいることも気づかず… 部下達「うう…みておれん…」「とにかく、俺たちはあっちに行ってよう…」「こんなボスなんて失望した…」「俺はこの組織に今後いつづけられるのだろうか…」「でも掟があるから辞めたら俺の命は…」 色んな部下の言葉が飛び交う。しかし間久部は目の前の黒男でいっぱいだった。 間久部「うわああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!💦 黒男ぉおおおおおおおーーーーーー!くろおーーーーー!くろおおおおおおおおおーーーーーーーーーー!!!!」 間久部は大声で泣いた。これまでの人生においてここまで大泣きしたことはまずないだろう…。 むしろ彼は男である。男は大人になればなるほどプライドなどで感情を露わにしなくなり、涙を流さなくなるものだ。だが、その分これまで溜まっていた涙が今恥ずむことなく全開したのだった! まるで目から水が沢山雨のように飛びちるように涙を出しまくったのだった… 「うわああああああああああーーーーーーーーーん!はっ…はあああああああああーーーーん!💦うわあああああああああん! くろぉおおおおおおおおーーーーーーーー!くろおおおおおおおおおおおーーーーーーーー! うわあああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」 気の毒のことを感じた一部の部下たちは間久部の狂った様子を見ぬふりをしてその場から殆どが一旦後退した…。 さぞ、自分達の親分がそんな男の道を外れた人間だとは思わなかった事だろう…。 そして間久部はこれまで溜めていた涙を全て流しきったあと、少し落ち着いた時に黒男の胸に耳を当てたのだった… 「黒男…あの凄惨な事故から立ち直り、 そして強くなったお前は… 本当に……もう…… 」 すると…何か音が聞こえた… ドクン…ドクドクン…!🫀 間久部「え…………? 黒男…!?」 何と黒男の胸からまだ心臓の鼓動は聞こえるのだった…! 「ま、まさか!く…黒男!…生きてるのか?」 ドクン…ドクン…ドクンドクンドクンドクン!🫀 この鼓動は間違いなく、黒男の身体から感じるものだった! 「黒男…!こ…これは………!? あ…あっ…! よし! おい、お前ら!今すぐ黒男を病院へ運べ!」 「え…?まさか生きてたんですか!?」 「ああ、そうだ 早くしろ!」 「どうせなら呼んだほうが…」 「馬鹿野郎!この邸がこんな状態だぞ!あの病院から呼ぶにしても一介の救助隊員にこんなの見られたらどうすんだ? サツが張り込んでくるぞ!」 「わ…分かりました!」 別の部下「し…しかし親分…あなたという人は…」 「ああ?なんか文句あるか‼️😡」 「ひぃい!ごめんなさい!」 「いいかっ!お前ら!この事をよその誰かに言ったりコソコソ話をしたりしたらお前らの命はないと思え!」 「でも我々としての面子が…」 「知らなきゃいいだけのことだろうがぁ!」 「でも俺は気持ち悪…」 ドキューン💥❗️ 「ぎゃああああ!…あ……」 腹を打たれてもがき苦しむ部下…。 「俺の感情を否定する奴は今すぐここで死ね❗️」 冷静さを失った間久部の恐ろしさを味わう部下達…。全員が汗だくである…。 間久部「さぁ早く黒男を病院へ!」 「へ…へい!」 撃たれた部下「あの…親分…お…俺は…」 ドキューン!💥 「うあっ…!」バタン! 部下は撃たれて絶命した…。自分の意に沿わない人間は始末されるのが間久部のやり方である…。 間久部「いくぞ!」 そして間久部やその部下たちは組織の情報を隠しつつ、普段の組織活動とは別の乗用車で黒男を運んで病院へ向かったのだった。 ーーー そして黒男は一命を取りとめたのだった。というのも黒男は応急処置の後一旦目覚めたからだ。彼は過去に今以上に大きな負傷を少年時代に経験していた男だ。その爪痕が今も身体中にあるほど、彼は凄まじい精神力を持っているのである。その経験のおかげで苦しい痛みを感じながらも目覚めたのである。 彼はおそらく、あの時間久部の部下のアザムラが提案した通り、時限爆弾入りの現金を手渡して爆破したとしても、おそらく黒男は死ななかっただろう…。 それほどに黒男は体も精神力も強い男であった。 病院側はあまりの黒男の負傷ぶりにお手上げで見放された状態であったが(そもそも間久部が送った病院は度重なる不祥事を包み隠すような、ヤブ医者も多い非合法的でろくな経営をしてない病院であった。警察の目を逃れるためには公立病院より民間病院を利用するしかなかった。経営医療法人は間久部組織がわずかに絡んでいる)、黒男が目覚めたために、自身の神の腕で自分自身を手術させて一命をひとまず取り止めたのだった。病院の人たちからもその治療ぶりの一目置かれて、中にはそのブラックジャックという知名度やその嫉妬ぶりに暗殺を目論む医者もいたようだが、その予測を先読みした間久部の手によって後日消されることになった。 勿論病院側はその事実も間久部との交渉により、多額の金額を献上することで包み隠すことになり、その医者の死因は突然の心臓発作で亡くなったことに誤魔化されたのだった。 病院の医師がいう事なので、その医師の遺族は信用せざるをえなかった事だろう。 そして数日後、傷が回復した黒男は間久部と再び面会したのだった。 病室には間久部とベットの上にいる黒男と二人っきりで話をしていたのだった。 間久部「黒男…良かった…治ってくれて良かった…」 黒男「ふん…」 ジト目で間久部を見る黒男。そう思われるのも仕方がない事だろう…。 「すまん…」 「私をこんな目に合わせて、私はあんたに対してどう見てるか、わかるね?」 「すまん…すまん…僕が君を好きな上に憎かったんだ…だからつい…乱暴になってしまって」 「お前さんは悪魔に成り上がりすぎだ。」 「僕は間違っていたさ。もっと君が好かれるように行動すべきだった。」 「あいにく私はホモじゃないんでね…」 「でも僕は君を離せないんだ。もう一生…子供の頃からずっと持っていたこの情は切り離せない…どんな手を使おうが」 「お前さんは病気だな…」 「そう…この病気こそもう黒男にしか治せない」 「あいにくだが私は外科医だ。身体は治せるが心の病気だけは治せんよ。」 「そう屁理屈を言うなよ。わかってるくせに。」 「どうしても私を抱かんといけないのか?」 「ああ…お前と抱く事で僕の心の全てが満たされるんだ。お金や地位よりも、もっといいもの…とろけるようなあの艶やかな気持ちに…」 「……私によくここまで言えたもんだな…」 「ああ…心の内から君を全て受け入れているんだ…わかってくれ…黒男…」 「……もし俺が今回死んでたらどうしたんだ?」 「一緒に死ぬさ。銃でバーンさ。僕は君と一心同体、天の果てまで君を追いかけていくよ。」 「間久部………… …うっ…!? 」 突然!黒男が何かしら苦しみ出した! 間久部「!?」 黒男「う……ううっ……! う…あ…あ……! うわあああああああーー❗️」 「お、おい、どうした!?黒男!!」 「く…苦しい…ああ……!…あ…!😵😖」 突然の発作に苦しむ黒男…汗が出ている… 「黒男おおぉ!!、そんな!ちくしょう!もう大丈夫だと思ったら!」 「うあああああああああああああああ❗️😫」 「黒男おおおーーーーー!!」 「ああああああああああああああああ!! あ… あ はぁ… はぁ… はー……はぁ…はぁ…… 」 しかし少しずつまた徐々に落ち着いていったのだった… 「黒男!大丈夫か!」 「はぁ…はぁ…あ…… ま…間久部…? こ…ここは…、ここは……どこだい?」 「え?!どうした?」 「俺は…なぜここにいるんだ?」 「え…黒男…?」 「間久部…俺は…何があったんだ…!? なんか身体中が…あっちこっち痛い… …ここは病院か…?」 「黒男…まさか…お前…?」 「どうしてここにいるんだ俺は…? 確かお前と寝たあとで…」 「黒男ぉーー!🥹 も…もしかして記憶が戻ったのか!」 「どういうことだ?一体何があったんだ…俺は?」 「うわあーーーーー!!😭 黒男ーーーー!!良かったーーー!良かったぁああーーー!!」 喜びのあまり黒男に抱きついてしまう間久部…! 「お、おい!いてぇ!バカ!やめろっ!体が痛いぞ!」 「あっ!悪ぃ…そうだったな😅」 「間久部…一体どうして俺がこんな状態になったんだ…?」 「ああそうだな、説明すると長くなる。そのことはまた後でいい。 あとお前は元々医者だったこと…覚えているかい?」 「確かお前さんが以前そう言ってたな…しかし私には何のことかさっぱりだ…。俺が医者だったなど…」 何らかの発作で再び数ヶ月前の記憶が戻ってしまった黒男…。代わりに本来の記憶はまた失ったようだ。 間久部「そうか…知らないんか…まあ、そんなとこはいいさ。」 黒男「できればもっと前の記憶も思い出したいものだが…」 「いいよ、いいよ、そんなの大した記憶じゃないから。 知ったらソンだ、そんな記憶は一切消しちまえ。」 「そうなのか…?」 「それより黒男…改めて言うが俺のこと好きか?俺が今何者なのかわかるよな?」 「ああ…お前の考えてることは同意だ。今の世はあまりにも合理的でいい加減で息苦しい時代だ。今はもう武力じゃないと本質的に世界は変えられないのが本音かもしれん。お前さんはそのために組織をやっているんだな?」 「ああ,そうだ。こんなくだらん秩序の世界は根本的にぶっ壊すべきなんだ。俺のことは好きか?」 「そうだな間久部…あの時誓い合ったばっかじゃないか。俺たちの関係は永遠だと。」 「やはりあの時の黒男なんだな!ああ…俺の黒男……🥹 じゃあ退院した後、また、ぼ…僕と一緒に寝てくれるかい?」 「お前さん…そこまで俺のことが心配だったんか…? しょうがない奴だな…」 「じゃあ…ほ,本当に…ぼ…僕と!?」 「ああ、構わんよ。どうした間久部? お前さん…なんかいつもより可愛いらしいな…?」 「ああ…あぁ…🥰」 嬉しい表情で顔を赤らめる間久部…。あのマフィアのボスとは思えぬ乙女で赤らめているいる表情だ…。 「退院したら相手してやろうじゃないか。」 「ああ…僕は嬉しいぜ…また…何とか…僕の気持ちがわかる黒男に戻ってくれて…。いや、あの時を思い出してくれて!」 「お前さんのほしいものを存分に与えたい気持ちだ。友人を超えた絆でな…」 「ああぁん!♡黒男ぉーー!」 そうして黒男は1ヶ月後に無事退院し、間久部の組織に戻ってきたのだった。 そしてその夜、黒男は約束通り間久部と幻想なるさまざまな光が放つ寝室の空間で、異色なる艶やかな関係が再び交わされるのだった。 「ああ…黒男…黒男…すごく…たまんない…」 「間久部…ちょ…激しすぎるぞ…」 お互いにベットで抱き合う二人… 「今度は俺の番だ、間久部…」 「ぼ…僕を犯してくれるのか?」 「ああ、俺だってたまには君を感じたいよ…」 「あ…黒男…嬉しい…」 黒男「はぁ…はぁ………。ふふふ…どうだい?緑郎?」 間久部「あぁあああん…ろ…緑郎だなんて……あ…あ…俺の名前を……っん!…っん…」 黒男「お前が欲するもの…存分に味合わせてやろう…」 間久部「ああ…あうっ…くろぉ……♡…ふぉ…んはっ…あん……ああ…」 そして間久部は心からこう思うのだった。 (僕は黒男と抱き合えて…この世の何よりも最高に気持ちよくて…幸せだ… 僕はこれで黒男も手に入れた…人生史上最高の快楽だ… これで孤独な僕の心の隙間も埋められた… 僕は更なる高みを目指すぞ… この間違った世の中を全て見下してひっくり返してやるんだ…! 黒男といずれは二人で…世界を支配して、多くの情報機関も乗っ取り、政府の高官どもも仲間に引き入れ、大統領をも操ってやるぞ! そして核兵器を手に入れ、そしてそれを上回る超巨大な兵器をも開発し、それを何万も作って、多くの国を支配するような最強の組織を作り出してやるんだ! そして僕はいずれ、 この気に食わない世の全てをひっくり返し、世界をひざまずけてやる! 世界を征服して、 新たな世界の神にもなってやるんだ…! 世界の王者に…! ) 間久部はとても和やかな表情で、自分の今後の野望を想像し、最愛の恋人黒男を見つめながら、史上最高の快感を思う存分に味わったあと、ゆっくりと黒男と一緒に眠りについたのだった。 ーーー そうして黒男を手に入れた間久部は、更なる活動の激しさを増し、中国やアメリカの方にも勢力を拡大、数十ヶ所以上の団体とのアジトを設けるのだった。さらに科学設備施設も恐喝して乗っ取り、核兵器の開発法の情報も徐々に手中に入れるのだった。更にそのエネルギー源となる電力業界にまで手を差し伸べ、不正ルートで原子力のプルトニウムを手に入れようとするなど、ますます組織の脅威は国家レベルにまで達してきているのだった。 数日後、間久部邸からはある情報が届いたのだった。 部下「間久部さん!大変ですぜ…な…なんと大桑どもの団体が我々の組織を潰しにかかるとの情報が…」 間久部「ふん…ゴンゾウのせいであの時の交渉が決裂してしまったからな…。せっかくの大物との取引相手だったのに台無しだ。」 「我々最大の極秘計画である兵器製造計画のことも知っていますぜ。こんな事が外部に漏れたら…」 「大桑はもう消すことにしよう。奴から必要な兵器の資料はだいたい手に入れた。今後奴がさらにのし上がればいずれ闇業界にとっても邪魔になっていくだろう。我々の重大な秘密を知るような団体など、もう殲滅させるしかない。」 「奴らを皆殺しにですか…?」 「ああ…奴が経営する会社も全て爆破させてやろう。」 「あの本拠地の巨大ビルもですか?」 「勿論だ。内部にどれだけ俺たちの情報が知れてるのかわからんからな。恐らく上層部クラスの連中だとは思うが、不都合なものは一掃した方が徳だ。ダイナマイトを下の階にたくさん仕掛けて巨大ビルを倒す!」 「ほ…ほんとですか…😓」 「なぁに、我らの計画はまだこれよりも遥か大きいんだ。事前にダイナミックな事はできるようにしておかんとな…。」 「し…しかしこんなことしたらサツどころか政府にも目をつけられますぜ。自衛隊も動き出したら…」 「フフフフ…それは想定内さ。爆弾を配備させるのは下っ端や請け負い半グレ集団どもにやらせる。つまり使い捨てだ。爆破から逃げられないよう、ビルの内部に爆弾を仕掛けてそこで待機させ、ビルの爆破もろとも巻き込まれればいいさ。」 「しかしそれだけでも我々のことを隠し切れるのか…」 「我々の組織名を一切出さないよう計画するんだ。詐欺が得意な半グレ集団にはうってつけ。それに大桑の敵対する企業は多い。そいつを騙らせて送らせるのさ。それによって多くの者により疑いをかけられるようになる。大規模なテロ活動のようなものだ。ライバル企業の陰謀に仕立ててやるのさ。」 「相変わらず大胆ですね…親分」 「兵器に関わる交渉相手はまだいるから一企業を潰すぐらい構わんだろう。 我がマクベ結社の恐ろしさを他の連中にも見せしめるにはいい相手だ。」 「奴らの裏組織も相当なものですぜ…。特に我らの組織よりも遥かに数が多い。一体何人の奴らが襲ってくるのか…。」 間久部「ふん…かといって俺らにこの情報が筒抜けだとは何たる甘さだ。こっちは多くの工作員も多数派遣してるんだ。 その組織は我が組織よりは格下であるまい。」 「ではどうされるんで?」 「どうせ量だけで襲おうとする脳なし馬鹿どもの悪人集団だろう。こちらから先に出向いてやろうじゃないか。」 「でも罠がある可能性も…」 「新型のウイルス兵器を持ち込んで連中を一気に始末できるようにしてやろう。うちは科学研究所も傘下にあるんだ。銃弾では弾が勿体無いからな。ゴキブリを改造した毒虫も大量に建物の上から投入してやろう。」 「相変わらずやり方がおぞましく大胆ですな…😅」 「ふははははは!そうさ! うちは他のとことは違ったやり方で邪魔者を始末するんだ!誰もが思いつかない方法でやっていかんと世界はとれんのよ。」 「ではいつ決行で。」 「そうだな…まずは最近招き入れたこの半グレの下っ端どもを使って、あの場所にダイナマイトを持って行ってもらってな…」 ーーー こうして間久部一行は敵対する大桑が襲うと計画している2日前の日に、大桑の経営する本拠地のビルの前にいた。なお、この大規模な暗殺計画は黒男には伝えられていなかった。それは黒男が元医者であった事を間久部は知っているため、更に黒男自身も記憶を失ってもある程度の医療能力は頭に残っていたため、医療とは真逆の行為である大量殺害に関わらせるのは黒男自身が反対するからである。多くの人を無意味に死なせるのは本来人を治す医師としては信条に反する事だ。黒男は多くの部下の監視の元で別行動(主に仕事で傷を負った構成員の治療活動)を取らせることにした。しかし、念には念入りに、黒男の身体にはGPSを埋め込んでおり、フランスから出ようとしたり、日本語で喋ろうとしたり、間久部によって指定された番号以外へ電話をしとうとすると間久部のもとに大きなブザーが鳴らされてしまう仕組みだ。これは他のメンバーも同様で、ブザーのなる条件は異なるが、基本は組織の内部機密事項を喋らせないためにボスの間久部以外はほぼ全ての構成員にGPSが埋め込まれている。本来ブザーが鳴ってしまった対象の部下はその場で殺されてしまうのが掟だが、黒男は例外的に気絶させるよう指示している。 なお黒男本人にはGPSに電流が仕掛けてあると脅かされているため、迂闊に勝手な行動はできない状態だ。黒男は間久部の配下にいる限りは、どんな事であれ限られた範囲でしか行動できないのである。 そして話を戻そう。大桑総帥のビルはフランスの首都、パリのビル街にある一つである。70階以上あるであろう無数のガラスで包まれた超高層ビルである。間久部は万が一の事を備えて証拠を残さぬよう構成員の部下全員には手袋をはめるよう指示、その配下にあたる直接な団体(ダイナマイトや爆弾配備を行う団体)には間久部の指示があるまで待機してもらう指示した(とはいえ裏では巻き添えで使い捨てるコマであるが…) 幹部A「では間久部様…スパイから収集したビルの内部構造を頼りに各場所にダイナマイトや爆弾を仕掛けていきます。」 「ウイルスをばら撒くヘリの配備はどうだい?」 幹部B「へい、計画通りビルの上空から投下できる大型爆弾を用意しております。中にはたっくさんのあれ、無事積め込みました…。 ウヒヒヒヒ…」 面白半分に嘲笑う爆弾投下指揮役の幹部。 「ククク…ビル全体が大騒ぎになるのは見ものだなぁ。いやー、私は遠方から見るから悲鳴を聞けないのは残念だ。」 幹部B「ビルの中に一応隠しカメラを仕掛けておきましたぜ。こんなパニック動画をネットでアップすれば物凄い再生回数が…!ぐふふふふ…」 「まあ、そうだろうな。 でもまずは僕に見せろよ。」 「え?ええ…もちろんですとも。」 「ネットにアップするなら自分の回線を使っとけよ。プロキシサーバーの経由はくれぐれも忘れるな。あと収益の半分は必ず組織に献上すること。」 「え?」 「誰のおかげでこんな楽しい騒ぎができると思ってる?」 「わ…分かりましたでごんす。」 幹部A「このビルを下まで爆破するとなると周辺にも被害が及びますが、それについてはどうお考えで?」 間久部「そりゃ仕方がないね。我々の野望のためだ。この不満な世を思い知らせるためには必要な犠牲さ。運が悪かったという事にしておけ。」 「ははぁ…」 「あと総帥の大桑本人はちゃんと中にいるんだよな?」 部下「へい、スパイの一人が隠しカメラで様子を確認しております。 葉巻で黙々煙を出して咥えながら社長室でゆったりと書類を眺めていますよ。」 「ふふふ…もうじき地獄を見て死ぬというのに呑気なもんだ。 ちゃんとそこにも爆弾を仕掛けてあるな?そいつは必ず死んでもらわなければならんからな。」 「ええ、社長室の床に仕込んであります。爆発すれば部屋など原型を保ってないでしょう。 「ふふふ…あの火薬会社で仕入れた爆弾は性能がいいからな。本来ならもっと小型で人間が爆発するものも欲しいとこだ。その開発も今後を視野に入れてみよう。そして気に食わん政治屋どもに与えて国会を血祭りにしてやろう……フフフフ…。」 幹部A「では、そろそろ予定のお時間です。」 間久部「よし、では手始めにビル47階C地点を数カ所爆破させよう。タイマーを動かせ。」 C地点のダイナマイトを爆破させるタイマーを動かす…。 ビルの屋上の空には間久部が計画するヘリも飛んでいたのだった。いつでも毒虫が大量に仕込まれた爆弾を投下できるように。 間久部はタイマーの針を眺める。タイマーの秒針がカチカチと動いて1秒ずつカウントしていく…。 10、9、8、7、6… 5…4… 間久部「くくく…史上最大のダイナミックショーの始まり始まりだ…」 3…2…1… …… ドガーン!!!💥💥💥💨 そして大きな爆音が…! 何と”上空から”聞こえたのだった! そしてビルの方はなぜかシーンとしたままだった…。 間久部「何!? どういうことだ? なぜヘリが爆発したんだ?」 何と爆発したのはビルではなくロケットランチャーが積まれたヘリの方だった! ヘリは燃えながら隣の広場に落下したのだった…。中に入っていたロケットランチャーの爆弾が引火で爆発し、ヘリはバラバラに黒焦げで燃えちったのだった。中に入っていた二人の乗組員は即死亡、弾に仕掛けた虫たちも多くは無惨に焼け死んだのだった…。 「なんでヘリが!? なぜビルが何ともないんだ??」 焦る間久部緑郎…。 幹部A「そんな…!全く計画は狂いはないはず…!ヘリの方は弾を放たない限り、勝手に爆弾が爆発するなど有り得ない…。お、おかしい…」 「ま、まさか先読みされたんじゃないだろうな…?」 「いや、そんなはずは…。」 その時、間久部の無線から連絡があった。 ピピピピ…! 間久部「おい!どうしたんだ!なぜダイナマイトが起動しないんだ!?」 通話があったのは社長室に隠れているスパイだった。 『た…大変です!親分!あの大桑総帥は何と! “変装した別人”でした!』 「な…何だとぉ!?」 『何だかニヤリと笑っていて妙だなと思ったら…”全身に着込んでいた覆いもの”を突然さっと脱ぎすてて… すごく驚きました…!』 「一体誰なんだ…!」 『私には誰だかわかりません!しかし服を見るとその文字にはICPOと…』 「はぁ!? ふざけんな!!」 『とにかく大桑ではないのは確かです!』 「そ…そんなこと…一体大桑本人は…」 『あ、今窓から何故か爆破してしまったヘリを眺めています…!これはもしや…』 「う…嘘だ…こんなことありえるはずは…!」 『あっ!今そいつが何かマイクで放送しようと…うっ!』ピッ… 急に無線が切れてしまった。何者かに間久部のスパイが襲われたみたいだ…。 「おいっ!どうした!」 大汗を出し始める間久部緑郎… そして大桑に化けたICPOと思わしき人はビルの全てに場所にアナウンスする。 『全社員の人たちに緊急連絡だ!外の状況を見たまえ! 予測通り、特定犯罪組織「マクベ結社」を思わしき者が襲撃を開始した!直ちに全員避難を!』 幹部A「予測通り…😓」 部下「ボス…俺たちのことが筒抜けです…💦」 間久部「オーマイガァァー!!😰 な…!何たることだぁー! そ、そんな馬鹿なぁ!😱」 あまりの間久部の予想外の事態に間久部は大の字で飛び上がってしまったのである。。 幹部B「ということはもしや…」 ウィーーーーーーウゥゥーーーーー!🚨ウィーーーーーーーーーーウゥゥーーーーーー!!🚨 ウィーーーーーーウゥゥーーーーー!🚨ウィーーーーーーーーーーウゥゥーーーーーー!!🚨 ウィーーーーーーウゥゥーーーーー!🚨ウィーーーーーーーーーーウゥゥーーーーーー!!🚨🚔 そして自分達の身にとって最も都合が悪く、そして最も恐ろしいものが近づいてくるのだった。サイレンがものすごい大量の音で徐々に迫ってくる…ビリ周辺の四方の道の奥の方からは、赤いランプがギラギラと迫ってくるのだった! その車の数は100を超えるだろうか…。 間久部「や、やばい!!全員退避!急いで逃げろぉーーーーー!!!💦」 幹部達「うわあああーーーー!!💦💦」 しかしもう時は遅かった。全て間久部の計画ははなっから知られ尽くしていたのだった。 パトカーからは音声を発してくる。 『マクベ結社の構成員ども、及び首謀者の間久部緑郎につぐ!大桑総帥はもう確保した!お前達の大規模なビル爆破計画は全て想定済みだ! ダイナマイトを仕掛けた犯人どもも今、身柄を確保した! お前たち構成員も全員確保する!』 ビルの周辺には無数のパトカーが止まる。ビルの外は隙間もなくぎっしりと車や軍隊などで囲まれてしまい、大勢の警察官や機動隊が出てきてビルに突入するのだった! 上空には航空部隊も数機飛んでいる状態だ。もはや逃げ場はない…。 ひとまず警察より早くビルに逃げ込む間久部… 「くそう…そういう事か!あの大桑が捕まっちまったとは…!しかしそんな情報はちっとも報道されなかったぞ…どういう事だ?」 そして次々に幹部や部下達は車から出てきた大勢の警官によってあっけなく捕まってしまったのだった。 間久部「ちくしょう!ちゃんとサツともやりあえるようもっと部下を指導させておくべきだった! ゴンゾウさえいれば奴らを一気にねじ伏せたかもしれん…だが、どれもこれもこんな目にあったのはゴンゾウのせいだ!くそっ!」 間久部はひとまず覆面をかぶって顔を隠し、銃を容赦なく警官にぶっ放しながらビルの中へ入っていくのだった! ある場所からその様子をモニターを見る警察官ら。 警察官「なんて非道な男だ…。平然と軽々に人を発砲するとは…これがマクベ結社のボス、ロクロー・マクベか…」 ある警部「ふん、もしそうだとしたらこれで現行犯逮捕に踏み切れるな…まっとったぞ!暗黒街の皇太子!」 警察官「“ある男が多大なる資料を提供してくれた”おかげで、組織をおびき出すことができましたね。まさか大富豪の大桑総帥と絡んでいたとは…。」 「大桑総帥かつ大桑高官の賄賂容疑逮捕はかなりの功績ものだが,俺が夢のように狙っていたのはお前さんたちよ。お前らの悪行は世界を脅かすほどの凶悪なものだ。」 「本当におぞましい思想を持つ危険組織ですね…。こんな高層ビルの爆破を本当に企てるなんて…」 「度々起こっていたビル爆破事件…これまで犯人は全て容疑を否認したまま牢獄送りとなってしまったが、まさか全てはお前らの裏工作だったとは……」 「これまでの犯人は組織の名前をまったく出しませんでしたね…。我々まで偽の情報に惑わされた上、秘匿も完璧だった…」 「ふん、自分らにとって都合が悪い組織を追い込むような、この虚偽資料を警察に提供するとは、何たる組織だ!」 「マインドコントロールも相当なものと考えられますね。これがロクロー・マクベの脅威か…」 「警察を騙し、冤罪で人を重罪に陥れる方法まで考えるとは絶対に許さん!このパリ市警察局のブーン・マルクビ警部が全勢力を持ってお前らを引っ捕えてやる!」 ひとまずビルに逃げ込んだ間久部。一階は騒ぎでエレベーターが止まってしまったため、ひたすら身を隠しながら複数ある階段のうち一つの階段を登って猛スピードで上へ駆け上がっていくのだった。間久部も組織のボスである分、足の運動神経も相当なものであった。 「ふん! 避難する従業員に扮して隙を見て逃げてやる! 不満な規則に従うクズ人間どもに捕まってたまるもんか! この騒ぎなら外には野次馬もいっぱい出てくることだろう…いくらでも他人に紛れ込める! 僕は変装も得意なんだ! 暗黒街の皇太子と言われた僕を舐めんなよ! それにあのダイナマイトと爆弾にはな……まだ…ふふふ…」 まだまだなんらかの秘策があるようで、汗を流しながらもニヤリと笑いながら階段を駆け上がる間久部…。 「念には念のことを考えてあるんだ! こんな気に食わない世界をぶっ潰し、世の不満を思い知らせてやる! そして黒男…やっとお前も手に入れたんだ!ずっとずっと求めていた君が! なんとしても…なんとしても… この危機から脱してやる…黒男と会ってやる! 僕の野望はこの世の不満から成り立ってんだ! 絶対実現させてやる!」 間久部緑郎の行方は果たしてどこへ向かうのか! 彼の野望の末路は次の四章で全てが明らかになるのである。 続く……!
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